Everyday Businessのブログ

みなさん、こんにちは。おとです。性別は♂、年齢は31、かに座のA型です。 私は右ききで、好きな曲はyoasobiです。自分の長所は粘り強いところ、初恋の思い出は、好きな子と一緒のクラスになったことです。 このブログでは、ビジネスについて日々学んだことを書いています。

保険の歴史について

こんにちは。今回は保険についてです。

保険に入らないといけないけど、保険のことや入る理由もよくわからないからこのままでいいやと考えている人は多いと思います。今回はそんな保険についてより深く知っていきましょう。

保険の歴史は古く、古代オリエント時代にまで遡ります。この時代はさまざまな交易が行われており、人々の文化も華やぎました。しかし、交易は決して安全なものではありません。自然による災害や、盗賊や海賊に襲われる危険性もありました。こういったリスクによる損失に備えるため、資金の借り入れが行われていたと言われています。この時代は人質なども絡み、今の保険とは程遠いものでしたが、それでも「保険の起源」となるものだと考えられます。その後、紀元前300年頃に登場したのが「冒険貸借」です。地中海の貿易で活躍する商人たちにより展開しました。これは、船や積み荷の持ち主がそれを担保に金融業者からお金を借り入れし、もし船や積み荷にトラブルがなく交易を終えることができたなら、利息を付けて返済するという制度です。一方で、船や積み荷が無事でなければ、返済は免除されるという条件が付いていました。現在の保険により近いものであり、「海上保険」の原型であったとされています。地中海ではその後も貿易の発展に伴って制度として成長し、中世ヨーロッパにおける近代的保険制度は、日本にも伝わることとなりました。

日本では慶応3(1867)年に福沢諭吉が欧米の近代的保険制度を紹介したことが発端となり、1879年に海上保険のために東京海上保険会社が設立されました。1881年日本最古の生命保険会社明治生命が開業しましたが当初は普及しませんでした。日清戦争日露戦争関東大震災で保険の重要性がようやく認知され加入者が増えていきました。

これが保険の歴史です。

いかがでしょうか。保険について少しは知ることができましたでしょうか。皆様の保険加入の一助になれば幸いです。